小説批評 ―精密採点books―

本の感想を書き、批評をするレビューブログです。

『二人の距離の概算』 94点

近日公開予定です

『ネガティブハッピーチェーンソーエッジ』滝本竜彦70点

近日公開予定です。

『恋文の技術』森見登美彦 89点

近日公開予定です。

『神様のカルテ』 28点

近日公開予定です

『レボリューションNO.3』金城一紀 40点

近日公開予定です。

『悪人』 吉田修一 86点

『悪人』2007年出版。九州を舞台に出会い系で会った女性を殺害してしまった地方の青年とその周りの人々を描く群像劇。一体”悪人”は誰なのか?毎日出版文化賞受賞。映画化作品。

『君の膵臓を食べたい』 住野よる 10点

『君の膵臓を食べたい』2015年出版。 内気な少年と膵臓に病を抱える少女との交流を描く。本屋大賞2位、実写映画化、アニメ映画化もされている。 もうはっきり言ってしまうがこの小説は”クソ”である。所謂『恋空』の系列である。人が死んじゃうだけの小説であ…

『69 siyty nine』 村上龍 90点

『69 sixty nine』1990年出版。著者村上龍の自伝的小説。佐世保市を舞台に高校をバリケード封鎖する若者たちを描く青春小説。 本作は村上龍作品の中で毛色の違う小説であり、ドラッグもセックスも老婆の吐瀉物も出てこない。著者がこんなに明るい小説を書く…

『Iの悲劇』 米沢穂信 68点

『Iの悲劇』2019年出版。限界集落に移住者を呼び込むために働く”甦り課” に勤める市役所職員の主人公が、移住者たちに起きる謎やトラブルを解決する日常の謎系連作短篇ミステリー。 所謂日常の謎を扱うミステリ、小さな謎が繋がっていく、ビターエンドを迎え…

このブログについて

・日本の現代小説をメインに本のレビューをします ・点数をつけます ・ネタバレありです、あしからず